私のバレンタインデー [季節の行事]
今日はバレンタインデー、皆様はどのようにお過ごしでしょうか?
今年になって2つ目の記事です。
一緒に暮らして40数年、何のプレゼントもお祝いもしてもらう事がない私ですが、
季節の行事やお祝いは欠かしたことがありません。
お返しがあろうがなかろうが、バレンタインデーもそれなりにお祝いいたします。
今年はこれ。
まだあります(笑い)。
もっとも、これ(二段重ね)は明日以降に食べることになるでしょうが。
2016.1.3 新しい年のスタート [日々の暮らし]
ブログ仲間の皆様へ
今年の元日に我が家のベランダから見えた初日の出の画像で
新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は、何とただ1度だけの更新という
自慢にならぬ新記録をつくってしまった青い鳥です。
身体だけは何とか元気で、毎日授業に追われる1年間でした。
でも、コメントとnice!こそ残しませんでしたが、
皆様のブログはちゃんと拝見して居りました。
今年は4月に医療費の改正があり、テキスト類が全て新しくなる、
それに伴って、準備が一層大変になる2年に1度の恒例行事があります。
今年の更新もどうなりますやら・・・ですが
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
2015.7.19 誕生日のサプライズ [幸せな暮らし]
皆様、お久しぶりでございます。
1年以上もブログの更新をせぬまま、
再就職を目指す方達に資格取得をさせる社会人教育に携わる日々の私です。
既に70名以上の修了生を世に送り出し、再就職の手助けを致しました。
最後の記事は忙しい日々の中で書いた「七夕会」に関するもの。
今年も七夕会に参加はしましたが、その記事も書けぬままになっています。
(これもそのうち記事にしたいと思っています。遅くなるかも知れませんが)
でも、今回の出来事は、どうしても記事にしておかなくては・・・と
3連休を利用して更新することにしました。
7月15日は私の誕生日だったのですが、
1時限目の授業開始の挨拶をしようとした時のことです。
最前列の受講生2名が前に進み出てきました。
フラワーアレンジメントと可愛いウサギのパッケージを手にして
そして全員で声を揃えて「お誕生日おめでとうございます!!」
初めての経験にビックリしながら私の顔は笑顔いっぱいになりました。
「こんなことをして貰ったのは初めて!本当に有難う!!」
どうして誕生日を知っていたのか・・・
それは授業で前期高齢者、後期高齢者の適用開始日を教えた時に
私の誕生日を例に話していたからでした。
でも、誕生日を知ったこととプレゼント付きのお祝いをしようということは
話は別だと思うのです。
それだけに、一層この心遣いが嬉しくてたまりませんでした。
2014.7.8 今年の七夕会 [絆・友情]
今年も高校の同期生の年に1度の集い・「七夕会」に参加しました。
以前は七夕の前の土曜日の開催と決まっていたのですが、
現役を離れた仲間が多くなり、幹事さんが交代してからは
本来の七夕の日、7月7日開催にほぼ落ち着いています。
しかし、今年は私の仕事が入るかも知れない、そうなると当然不参加になる・・・
それを考慮してくれて7月5日の開催となったのでした。
ただ、天気予報は「曇り時々雨」とのことで、
幹事さんは「てるてる坊主になりたい」と随分気をもんでいました。
私は密かに「晴れ女の実力を発揮しなくては!」と祈りました。
お昼少し前に松山空港を出発したのですが、搭乗口前には七夕飾りがあり、
搭乗者が願いを短冊に書いて吊り下げられるようになっていました。
さて、東京は晴れになってくれるでしょうか?
羽田へ着くと、滑走路に水たまりがありましたが雨は降っていません。
どうやら私の願いは叶えられたようです。
15時の集合時刻には間があるので、東京ステーションギャラリーでこれを鑑賞しました。
今回の七夕会のプログラムは、まず最初に「汽笛一声ウォーク」、その後懇親会です。
汽笛一声と言えば新橋ですよね。
駅前に集合した22名は公共交通アナリストとして有名なI氏の案内で旧新橋停車場へ。
2014.7.1 お堀の白鳥 その後 [自然観察]
今日から7月、1年の半分が過ぎてしまいました。
月日の経つのは速いですね。(こう感じるのは歳をとったせいなそうですが)
ななつ星の記事にかかりっきりでしたが、この間にお堀の白鳥のヒナはどうなったでしょう?
これは初めて皆様にお目に賭けた5月19日の白鳥の写真です。
それから 3週間後の6月9日、久しぶりにお堀端を通りました。
ヒナは随分大きくなっていました。
以前は羽が灰色がかっていましたが真っ白に変わっています。
相変わらず白鳥を眺める人達でお堀端は賑わっています。
泳ぎ疲れたのでしょうか、1羽のひなが小屋のあるところへ上がりました。
シンクロ現象とでもいうのでしょうか、1羽が2羽になり・・・・
2羽が4羽になり・・・
とうとう5羽、ヒナの全員が上がりました。
親鳥は上がらずに見守っています。
こんなに大きくなったのだから、もう大丈夫と安心したのでした。
2014.6.29 ななつ星1泊2日の旅(番外編) ななつ星の車内 [美術鑑賞]
前回(6月27日)の続きです。
前回までの記事でご紹介できなかった写真が沢山あるのですが、
カテゴリーを「旅」ではなく「美術鑑賞」にしたのは、
車内の調度品やいたるところに掲げられた作品が余りに素敵なものばかりだったからです。
全車両の写真を撮って回るよりもゆったりと時を過ごしたかったので
ご紹介できるのは限られた場所のものです。
1号車や2号車で壁面を飾っている作品です。
1号車のラウンジ「ブルームーン」で一番目を奪われたのはこれでした。
直径10cmにも満たないと思える小さな作品、ハチの巣の様子を表したものでしょう。
この細かい細工、実に見事です。
柿右衛門と言えば、「柿右衛門のボタン」と呼ばれる作品が何点かあります。
ごく小さな作品で、こんな風に壁面に飾られているのです。
ピントが合っていないせいで、上の写真では良さが分かりませんね。
ちゃんと拡大したものをご覧ください。
この作品は、柿右衛門氏が「床に埋めて下さい」と話したのだそうですが、
水戸岡鋭治氏は「とても床に埋める気にはなれない」と考えてこのような形で
壁面に飾るようにしたということでした。
2014.6.27 ななつ星1泊2日の旅(その11 ) 2日目 フェアウェルパーティー [旅]
前回(6月25日)の続きです。
随分長く引っ張りましたが、ななつ星1泊2日の旅の記事もこれで最後になりました。
6月1日、午後4時からフェアウェルパーティーです。
1号車のラウンジカー「ブルームーン」に集合することになっているのですが、
私達2人は少し早めに出かけてティータイムを楽しみました。
車内放送で、「もうじき慈恩の滝」が見えます。」とのアナウンスが。
写真を写しやすいように、列車はスピードを落としてくれました。
慈恩の滝です
2014.6.25 ななつ星1泊2日の旅(その10 ) 2日目 由布院観光 [観光]
前回(6月23日の続きです)
12時51分、列車は由布院に到着しました。
午後2時30分まで下車して自由行動が出来ます。
由布院駅です。
ところで、皆様は「湯布院」と「由布院」の使い分けがお出来になりますか?
知識に乏しい私は駅名を見た時「湯布院」ではなかったかな?と思ってしまいました。
確かに「湯布院町」という町はあったのですが、市町村合併で「由布市」が誕生したのですね。
その結果インターチェンジと大字の下につく町名で「湯布院」が残り、
駅名と温泉名が「由布院」となったと知りました。
2014.6.23 ななつ星1泊2日の旅(その9) 2日目 帰り仕度&最後のランチ [旅]
前回(6月21日)の続きです。
阿蘇を午前8時50分に出発した列車は2時間ちょっとで大分に着きます。
この間にしなければならないことは次の3つ。
1)ヴァイオリニストの大迫さんがヴァイオリンをカメラに持ち替えて撮影してくれた
スナップ写真の注文
2)ななつ星グッズの注文
3)大体の手荷物整理と宅急便の伝票作成
2)と3)は何なく出来ましたが、1)は少し繁雑でした。
乗客が写っている写真全てがサムネイル形式で示されている中から選ぶのですから。
しかも注文する写真の載っている用紙と他の用紙を分けて、
注文する用紙のみを提出するようにとの指示があるのです。
でも、クルーの作業も大変なはずですものね・・・ちゃんと用紙を分け合計金額も計算しました。
写真を注文しなかった分の用紙はどう扱えばいいのかな?と気になりましたが
部屋に置いておけば、後で処理してくれるだろうと考えてそのまま机の上に。
もう一つ気になったのは全員の集合写真以外で他の乗客の写真注文があったら
どうするのか、注文を受け付けるのか?ということです。
そんな不心得な人は多分いないと思うのですが、用心に超したことはありませんものね。
これを防ごうとしたら、部屋番号と乗客の顔・名前は分かっているようなので、
部屋ごとのファイルを作成し、関係のある写真のみをそのファイルに入れて管理すれば
関係のある分だけの注文用紙を印刷でき、
用紙の節約と時間の節約になるのでは・・・と思ったことでした。
写真とななつ星グッズの注文書を締切時刻までにクルーに手渡し一安心。
暫くするとドアの外にクルーの姿が。
クルー:「写真の注文をお預かりしたのですが、用紙の一部が不足です。残りも下さい。」
私達 : 「えっ、注文する用紙のみを提出するようにと書いてあったのでそうしたのですが・・・」
「残りはちゃんとここにあります。 はい、どうぞ。」
ちょっとしたことではありますが、釈然としないものがありました。
言葉の使い方、話す時の口調、気をつけないと誤解を招く可能性があります。難しいですね。
そうこうしているうちにランチの時刻です。
1日目は1号車のラウンジカー「ブルームーン」でしたが、
2日目は2号車のダイニングカー「木星」でした。
画面奥の方に白い暖簾が少し見えますが、そこは半個室の様になっています。
2部屋あるから、もしかするとデラックススイートの方の為のスペースかも知れませんね。
ななつ星全体もそうですが、特に木星は動く美術館のようです。
飾り棚にはこんな風に貴重な品が展示されています。
また、車内で販売されるななつ星のグッズの見本も手にとって見ることが出来ます。
案内されたテーブルには三段重ねの重箱が置かれていました。
2014.6.21 ななつ星1泊2日の旅(その8) 2日目 草千里と阿蘇駅での朝食 [旅]
前回(6月19日)の続きです。
草千里へは地元の名ガイドさんがご一緒して下さいます。
写真や資料を示しながらのユーモアを交えた説明で、私達は話に聴き入りました。
「いるかな?いないかな?」とガイドさんが心配していましたが赤牛も見ることが出来ました。
草千里に到着です。 朝早いので貸し切り状態でした。
奥に見えるのは烏帽子岳です。
馬たちが草を食んでいましたが、こんな眺めを見られるのはこの時刻だから。
なぜなら、馬たちはこの後仕事に出かけなくてはならないのだそうです。
上の写真では中岳の姿が見えませんが、帰りのバスからははっきりと見えました。こんな風に。
写真を撮ることに集中していたら、気付かぬうちに1頭の馬がすぐ傍まで来ていました。
人懐こい馬、可愛いですね。 クローバーばかりを食べているように見えました。
そろそろバスに戻らなくては。
帰り道でこの米塚の見えるところでは速度を落として走行してくれました。
高さは100mに満たない山ですが、れっきとした火山とのこと。
米塚に関する言い伝えなどはこちらをご覧ください。
http://geo05.gaia.h.kyoto-u.ac.jp/~inoue/kometuka1.htm
阿蘇の外輪山を振り返りながら阿蘇駅に戻ります。
緑の矢印部分が外輪山です。
2014.6.19 ななつ星1泊2日の旅(その7) 2日目早朝 スイッチバックを見る [旅]
前回(6月17日)の続きです。
私はいつも5時~5時半頃自然に目覚めます。
今回も例外ではなく、気持ちよく目覚めたら午前5時20分頃でした。
偶然でしょうか、息子も目覚めて「あっ、立野~赤水間のスイッチバックが見られます。
ラウンジカーに行かなくては。」
手早く身支度をしてラウンジカーへ行くと、既に3人が来ていました。
鉄道ファンらしく、一眼レフとコンデジの両方を用いて盛んに撮影をしています。
コンデジは動画撮影用に使っていました。
ラウンジカーの大窓すぐ下に2つあるテーブルが特等席です。
ご夫妻が1人で1テーブルずつ独占していたのですが、流石に悪いと思ったのでしょう。
ご主人が奥様と同じテーブルに席を移動しました。
お蔭で私達が特等席に座れることに。 ラッキーですね。
大窓からの眺めです。
列車は来た方向と逆向きに後ろから押し上げられているので
このように最後部の大窓からスイッチバックの様子が眺められるのです。
6月1日午前5時38分、まだ日の出前です。
ここがスイッチバック部とのことです。
午前5時42分、ゆっくり、ゆっくりトンネルに近付いていき、やがてストップ。
(ラウンジの光が映り込みますがご容赦下さい)。
ズームでトンネルに一番近付いてみましょう。
このトンネルは未完のトンネルなのですね。
線路はここで途切れています。
ここで進行方向を変え、赤水へと向かっていくのです。
ラウンジカーは最後尾となりました。
2014.6.17 ななつ星1泊2日の旅(その6) パブタイム [旅]
前回(6月15日)の続きです。
ななつ星の旅の1日目がもうじき終わろうという時刻になりました。
でも、まだ楽しみは残っています。
午後10時から午前0時まで1号車のラウンジカー「ブルームーン」はパブタイムとなるのです。
折角ですから出かけることにいたしましょう。
いつも就寝時刻が午前1時半過ぎの私ですから、午前0時まででも大丈夫。
ラウンジカーには既に先客がいました。
ヴァイオリンとピアノが懐かしい曲を奏でています。
映画カサブランカから「As Time Goes By」、「酒とバラの日々」
映画慕情から「Love is a Many-Splendored Thing」 等々。
窓に映ったテーブルライトを見ると★が・・・・。
直接目にふれる方にではなく、裏の方に星を配した心憎い演出。
水戸岡鋭治氏のデザインには、感心させられるばかりです。
2014.6.15 ななつ星1泊2日の旅(その5) ななつ星ディナー [旅]
前回(6月13日)の続きです。
5月31日午後4時54分、列車は長崎を出発し佐賀の方に戻ります。
30分ほど経つと再び海の景色が。
午後6時40分頃には美しい夕日が見えました。
うっとりと車窓を眺めていたのですが、午後6時50分からディナーが始まります。
そろそろ着替えをしなくては。
ドレスコードが「セミフォーマル」との指定があります。
セミフォーマルを準礼装と考えるか略礼装と考えるか迷うところでしたが、
生地、色、デザイン、アクセサリー等が変にならぬような服装で出かけました。
息子は蝶ネクタイ初体験です。
指定された場所は1号車のラウンジカー「ブルームーン」。
私達よりもっとくだけた服装の方もいらっしゃいました。
困ったことに、中には場違いな人(ヴィンテージ加工と破れ加工を施したジーンズ姿)も。
いかに高価でも、これではセミフォーマルとは申せません。
クルーの方達はさぞお困りだったことでしょう(表立って注意も出来ないでしょうから)。
テーブルセッティングをご覧ください。
ホテルニュー長崎のフレンチ、どんな食事か・・・楽しみです。
2014.6.13 ななつ星1泊2日の旅(その4)長崎さるく [観光]
前回(6月11日)の続きです。
駅前で中国獅子舞(吼獅会による)でななつ星ツアー一行を歓迎してくれるとのこと、
このウェルカムボードの間を通って、催し物会場のかもめ広場へ。
「順番に詰めて下さい」と言われて指示に従ったら前列の中央・特等席になりました。
中国の獅子は煌びやかでユーモアのある表情をしています。
1頭の獅子を2人で演じるのですが、1人の肩の上にもう1人が乗るとこんなに高く
その迫力に圧倒されました。
この黄色の獅子はとても荒々しい気性なのだそうで動きもダイナミックでした。
獅子に頭を噛んでもらうと厄除けが出来るとか、私も息子も噛んでもらいました。
息子に至っては、4度も噛んでもらえましたので、きっといいことがあるでしょう。
獅子舞が終わり、ツアー一行は3つのコースに分かれて2時間ほどを過ごします。
私達はタクシーによるフリープランのくつろぎコース。
他にはななつ星専用バスによる市内観光の長崎さるくプランと
列車に乗車して長崎~長与間を往復し、ティータイムを楽しむ列車滞在プランがあります。
2014.6.11 ななつ星1泊2日の旅(その3)初めての昼食 [旅]
前回(6月9日)の続きです。
ななつ星の魅力は豪華な車内設備、クルーの気配り、
車窓からの眺め、各地でのおもてなし、美味しい食事です。
初めてのお昼ご飯はどんな内容でしょうか?
わくわくしながら指定された1号車のラウンジカー「ブルームーン」へ向かいました。
前菜の七点盛りです。
七角形の重箱に七つのお料理、ななつ星のこだわりを感じます。
真ん中の器の中は何が入っているのでしょうね?
ふくの薄造りです。山口や九州では河豚を「ふく」と呼ぶのですね。
2014.6.9 ななつ星1泊2日の旅(その2) 客室の様子 [旅]
前回(6月7日)の続きです。
今回は車内の様子をお目にかけましょう。
5月31日午前9時59分、ななつ星は7両編成で長崎に向けて発車しました。
1号車はラウンジカー、2号車はダイニングカー、3号車から7号車までが客室で
7号車はデラックススイートA(定員3名)、 デラックススイートB(定員3名)です。
残り3号車~6号車はスイート(各号車3室で各室の定員は2名)です。
私達の部屋は3号車の303でした。
2014.6.7 ななつ星1泊2日の旅(その1)出発前 ラウンジ金星 [旅]
※ 母の日のプレゼント代わりということでしょうか、
息子がとてつもない運を引き寄せてくれました。
ななつ星1泊2日コースに乗車出来ることになったのです。
大変な倍率をくぐりぬけての当選、一生思い出に残る旅となるでしょう。
上記のような訳で5月31日~6月1日、クルーズトレイン「ななつ星」の旅をして参りました。
この旅は下の様な行程です。
今日は、出発前のななつ星専用ラウンジ金星の様子を中心にお話しします。
出発日の前日、大阪で仕事帰りの息子と落ち合い、新幹線で博多まで。
私が松山~大阪間の移動に高速バスを利用した為、
博多のホテルに到着したのは午後11時を過ぎていました。
出発の日、天気予報がずれて、朝からいいお天気です。
博多駅の3階にあるラウンジ金星へと向かいました。
2014.6.5 予土線3兄弟ツアー(その3) [観光]
前回の続きです
前回の記事の終わりにあった珍しい駅・・・・ここです。
駅舎とホームがとても高いところにある。
ホームが高い所にあることは、都会では少しも珍しくはありませんが、
この土地ではとても珍しいはずです。
この駅が昭和49年(1974年)に作られたことを考えると尚更です。
町内(四万十町)の大正にある高校に通う学生が主な利用者なのですとか。
この階段を上って行かねばなりません。
写真で見える最後の階段から更にまた階段を登ります。
足が悪くなってからでは、とても来ることはできません。
アーケード状の屋根の上に白い長方形が見えますが、それが「JR十川駅」の表示。
その上の方にこげ茶色の鉄パイプの柵が見えるところが駅のホームです。
十川(とおかわ)駅です。
民家の屋根がホームより下にありますね。
この町は街灯に鯉のぼりの飾りがついていましたが、
そればかりでなく各家々の門前にも小さな鯉のぼりが飾ってありました。
又川を挟んだ両側の山の頂から沢山の鯉のぼりがワイヤーに繋がれて泳いでいました。
有名な 十和の鯉のぼりの川渡しです。 500匹もの鯉のぼりなそうです。
一体どのようにして飾ったのでしょうね?
翌日の5月18日までが川渡しの期間だったそうで、見ることが出来てラッキーでした。
ホームで待つことしばし、午後2時5分、海洋堂ホビートレインがやってきました。
3兄弟のうちの次男です。
途中駅からの乗車ですが、席に座れるでしょうか? 難しいかも・・・。
この列車、横の姿はこんな風です。
2両編成に見えますが、後ろの車両はサイクルトレインと呼ばれているもので、
サイクリングをしている人のみが自転車と一緒に乗れるのです。
釣り輪から下がっている紐で自転車のハンドルを結わえて、自転車を手で支えて乗車します。
従って1両目がどんなに混んでも2両目に乗ることは許されません。
普通の乗客は1両目にしか乗れないのです。
ちなみに、2両目の乗客は僅か2名でした。
1両目が激混みでしたので、2両目が空いているのを見た外国人の乗客から
「Unfair ! 」 との声が上がっていました。
こんな時には機敏な動作が必要です。
この列車、1時間23分の乗車で宇和島まで行くのですから、座れなかったら大変です。
運よく座れました。
天井も床も恐竜などの絵で覆われています。
2014.6.3 予土線3兄弟ツアー(その2) [観光]
前回(2014.6.1)の続きです。
江川崎に着く途中で、「鉄道ホビートレイン」に出会いました。
あとで乗るからね~!
ここからは貸切バスであるところへ向かいます。
目的地はここ、 三島の沈下橋。 表示には第一三島橋との表示がありました。
表示を拡大してみましょう。
三島は四万十川流域で一番広い中州のようです。
この中州から両側の岸にむかって沈下橋を架けたのですね。
この沈下橋が出来る前には、対岸へ行く手段は川舟のみだったと知りました。
2014.6.1 予土線3兄弟ツアー(その1) [観光]
5月のGWに帰省した息子、 帰り際にこう言いました。
「JR四国で予土線3兄弟のツアーを企画していて面白そうです。
ただ列車に乗るだけのツアーではないのです。
普段は絶対に降りることが不可能な駅に降り、行けない沈下橋も渡ることが出来ます。
土・日・祝しか行いませんが僕は土曜日しか参加できません。
気候を考慮すると、出来れば5月中がいいのですが申し込んでみませんか?」
「予土線3兄弟? あれはあまり興味が湧かないから、あなたが一人で行けば?」と私。
「座席の都合とかを考えると、2人の方が何かといいのですが・・・」と息子。
電話で問い合わせると催行未決定の日もかなりあるようです。
一応申し込みに出かけ、ダメもとで既に満席と聞いていた5月17日を再検索して貰ったところ
何と1名空きが出たというではありませんか。
1週間後の24日はこの段階で申し込みゼロ、催行出来るかどうか不明とのことなので
迷わず息子の名前で申し込みました。 良かった、良かった。
さて、ツアー前日の午後11時過ぎ、大阪を夜行バスで発つ息子からメールが。
「ラッキーです。明日は母上も一緒に行けます。
最大ネックのトロッコの指定券がとれました。 では明朝宜しくお願いします。」
このツアーは宇和島からのトロッコ列車だけ指定券が必要ですが
残り2つの列車は臨時列車ではなくて定期列車の自由席なのです(指定席はない)。
ただ、行程に貸切バス利用が3回あるので、ツアー参加を認めてくれるかどうかは不明。
息子曰く、「『バスは補助席でいい。弁当は不要』と言えば断る理由がなくなるはず。」
ごり押しを好まぬ私、大急ぎで列車の運行時刻を調べ
予土線3兄弟の列車を上手に乗り継げば
ツアーと同じ列車に乗れることを確認しました。
途中下車の貴重な体験が出来ないだけで、列車にはもっと長い時間乗れることになります。
ツアーを企画したJR四国のワープ松山支店に丁寧にお願いしてみて
駄目な時には私は第二案で行くことを帰宅した息子に納得させました。
いざ、出発。