2013.12.21 松山義士祭 [ミニ知識]
1週間前の12月14日は赤穂義士の討ち入りにちなんだ義士祭りが
あちこちの義士にゆかりの地で行われていたようですね。
赤穂義士祭、泉岳寺義士祭、両国義士祭、山科義士祭などが知られていますが
何と四国・松山でも義士祭がおこなわれているのです。
一体どうして?と思われることでしょう。
実は、伊予松山藩は大石主税や堀部安兵衛ほか10名の赤穂義士を預かり
切腹までを見届けているのです。
預かっている期間、幕府に気を遣いながらも丁重にもてなし
食事は一汁二采で義士を預かっている藩のうちで一番良かったとか。
この丁重な扱いに対して、のちに赤穂藩から感謝の気持ちのハゼの木が贈られていて
この木は今でも道後湯築城外堀土塁に植えられ生き続けています。
これがその木です。
さて、松山義士祭ですが、市の中心部に近い末広町商店街の道路に接した
興聖寺(こうしょうじ)で行われます。
このお寺はご覧の通り赤穂義士ゆかりのお寺としても知られていますが、
松山城主であった蒲生忠知の供養塔があることでも知られています。
これが忠知公の供養塔です。
折角ですので、説明を載せておきます。