2008.3.22 医者いらず? [ミニ知識]
「医者いらず」と聞いた時、皆様は何を連想なさるでしょうか?
もしかすると、北国出身の方は「リンゴ」、
「トマトが赤くなると、医者が青くなる」との諺をご存じの方は「トマト」かも知れませんね。
私がこの地に来てから知った「医者いらず」はこれです。
当時教わった名前は「アロエ」。
この写真のものは、正確には「キダチアロエ」ですね。
調べたところ、日本の特産種で、外国には殆どないのだそうです。
今から37年前、1片の葉を夫の姉が持って来てこう言いました。
「これは医者いらずだから、庭に挿し木しなさい。丈夫だからきっと根づくと思うよ」
「やけどにも効くし、切り傷にもいいし、咳止めにもなるから」と。
「やけどには青インク」、これは大学時代、ガラス細工をする時に教わったことで、
確かに冷やした後すぐに青インクを塗るとヒリヒリ感もなく、水泡も出来ないので、
やけどにはアロエを使った事はありません。
咳止めには子供が幼い時に試したことはありますが、
気のせいか少しは効いたような気がします。
ただ、苦味が強いのが難点で、刻み大根の蜂蜜漬けに位置を奪われました。
今調べてみると、不思議な事に、夜間だけはあの苦味が消えるとか・・・
機会があったら試してみましょう。
切り傷の手当はカット絆で済ませますので、アロエの効果は分からぬままです。
その後、健康指向ブームで「アロエ」が注目を浴びました。
アロエジュース、アロエ入りヨーグルト・・・等々。
葉の内部のゼリー状の部分が肉厚なものは、お刺身にもなるとか。
アロエ料理に興味のある方は、こちらをご覧下さい。
http://shirou-nouen.com/cooking/cooking.html
又、アロエには天然保湿成分があるので、化粧品の原料にもなるのだそうです。
随分利用価値があるのですね。
ヨーグルトに入っているアロエ、苦くないと思ったら、種類が違うみたい。
アロエベラと言って、姿もキダチアロエとは異なります。
画像はお借りしたものですが、花も黄色で、キダチアロエとは違いますね。
「医者いらず」との名にたがわず、紀元前16世紀の古代エジプトの文献に既に登場、
アレキサンダー大王は兵士の傷の治療に用いて、遠征には必ず持参したそうです。
免疫力を高めるので癌に効くとか、糖尿病に効くとか、
真偽のほどはともかく、いい事が一杯の紹介サイトもあります。
でも、子宮収縮の作用があるので女性は気をつけませんと・・・
要するに「摂取の際は注意が必要」という事です。
何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」ですね。
一つのものに頼りすぎてもいけません。
「いいお医者様は、やはり絶対に必要」かと思います。
アロエの薬効は知っていましたが、こんな花が咲くとは知りませんでした。
by ponpei (2008-03-22 09:27)
アロエにもいろいろな種類があるんですね。
一度アロエを試食したことがありますが、あまり美味しいものではありませんね。ヨーグルトにアロエが入ったものが売っていますがそれなら何とか食べられます。^^
by tonkichi (2008-03-22 11:49)
そう言えば、子供のころ
我が家の庭には「アロエ」がありました。
やけどのときに患部に塗った記憶があります。
どこかで、「アロエ」のステーキも食べた記憶が・・・。
勘違いかな?
by しげ (2008-03-22 15:17)
火傷に青インクですか!実際効用があるのですか・・・。不思議ですね~。大量の水道水は火傷にも傷にも効きますよ。最近は消毒薬は使わないという人も増えてきました。
by はなのすきなうし (2008-03-22 17:11)
◆ponpei様 アロエの花、ご覧になっていらっしゃらなかったのですね。
お役に立てて嬉しいです。
◆tonkichi様 アロエジュース、まだ飲んだことはありません。
アロエヨーグルトだけは試しました。
◆しげ様 一時帰国なさっていらしたこと、先ほど知りました。
サボテンのステーキは聞いた事がありますから、
アロエのステーキもあるかも知れませんね。
by 青い鳥 (2008-03-22 17:13)
アロエの花が見られるということはかなり暖かいですね。
高知では室戸当たりの海岸沿いの道ばたで見られます^^
by Baldhead1010 (2008-03-22 17:22)
西洋ではセージの花が咲く季節になると、
医者が慌てるのだとかいうらしいですよー。
by JoyPlant (2008-03-22 20:35)
自分の実家にもありまして…子供の頃から何かとお世話になりましたが
あんまり効能を信じておりませんでした(^_^;)
by yann (2008-03-22 22:59)
私は、「医者要らず」はトマトを連想しました。
アロエは、東京に来て、屋外に普通に咲いていて驚きました。
東北では、屋外だとなかなか育たないですし、
屋内でも、温室でもないと花もほとんど咲かないので…
でも、祖母がすり傷に当てていたのを思い出します。
by ゆみっさ (2008-03-23 00:15)
おはようございます
アロエは、何となく知っていましたが
青インクは、初めて知りました
勉強になりました(^_-)-☆
今日もありがとうございます
by 幸せな (2008-03-23 07:34)
そうだ、「さぼてん」のステーキだ!
「アロエ」のステーキなんてお恥ずかしい・・・。
by しげ (2008-03-23 12:25)
◆はなのすきなうし様 青インク、本当によく効きます。
他の色はダメと言われましたので、試したことはありません。
多量の水道水、火傷にいいことは分かりますが、切り傷にもいいのですね。
◆Baldhead1010様 高知では家庭の庭先に植える習慣はないのですか?
◆xml_xsl様 ご訪問とnice!有難うございます。
◆JoyPlant様 セージの花が医者いらずという事なのでしょうね。メモメモ。
◆yann様 やっぱり、yann様もアロエのお世話になったのですね。
信じていなかったという事は、効き目がイマイチだったのでしょうね。
◆Merche様 いつもご訪問とnice!有難うございます。
◆M-cubic様 お忙しい中、ご訪問とnice!有難うございます。
◆太陽の玉子様 ご訪問とnice!有難うございます。
◆ゆみっさ様 私の連想もトマトでした。
仙台ではアロエを植えていたのですね。
岩手にいる時は目にした記憶がないのです。
ご祖母様がすり傷にあてていらしたのなら、
やはり「医者いらず」と言われていたのかも知れませんね。
◆幸せなさち様 青インクは、万年筆用のものです。
塗った場所が青くて、みっともないのですが、水泡が出来ず助かります。
さちさんもアロエの事をご存じなのですね。
◆しげ様 アロエとサボテン、感じが似ていますもの、無理もないことです。
by 青い鳥 (2008-03-23 13:26)
やけどに対しての治療方法が青インクとは全く想像もつきませんでした(驚)
どういう成分が効くのか不思議です。。
アロエ製品を以前、母がいくつも買い込んでいた覚えがあります(^^;
by DANNER (2008-03-23 15:59)
庭に植える習慣はないですが、植えても、-3,4度になる時がありますので、すぐに凍傷にかかってしまいます^^;
by Baldhead1010 (2008-03-23 16:19)
◆HAL様 ご訪問とnice!有難うございます。
◆DANNER様 私も何の成分が効くのかと思い調べましたが、没食子酸がもしかしたら作用するのかな?位にしか考えが及びません。
おそらく教えた先生も経験的な事でおっしゃったのだろうと思います。
アロエ製品、お母様ご愛用だったのですね。
by 青い鳥 (2008-03-23 16:22)
こんばんは・・・
アロエはわたしは軽い火傷の時に用いました。
夏場になるとアロエヨーグルトを毎日一つは食べます。
昔々、子どもの頃、ダルマストーブに友達に押されて両手を火傷したことがあります・・・その時は、先生が醤油を塗って包帯をしてくれました・・痛かった(笑)
醤油が火傷に効くとはその時も、今も聞いたことがありません(笑)
by あら!みてたのね (2008-03-23 21:35)
◆a-takaki様 いつもご訪問とnice!ありがとうございます。
◆あら!みてたのね様 あら!様もアロエを火傷のときにお使いになった事がおありなのですね。
ダルマストーブでwの火傷、大変でしたね。
昔は醤油や味噌、食用油を塗っていたことがあると聞きましたが、
やはりそうでしたか・・・今ではご法度ですね。
by 青い鳥 (2008-03-23 23:16)
アロエは傷薬として昔から重宝されていますが内服にも良いのですね。
アロエヨーグルトなど、ありますものね。
by yukitan (2008-03-24 15:04)
我が家でもアロエは塗ります、隣家のご主人は胃薬として常食。
旧いことわざに「サンマが出ると按摩が引っ込む」とか・・
by OJJ (2008-03-26 08:15)
◆yukitan様 胃薬、便秘対策に使う人もいるらしいです。
ただし、12歳未満と妊産婦さんは服用に注意が必要らしいです。
◆OJJ様 はじめまして、ご訪問とnice!、そしてコメント有難うございます。
「サンマが出ると按摩が引っ込む」・・・勉強になりました。
by 青い鳥 (2008-03-26 09:25)